赤字ローカル線の廃止を防ぐために、沿線自治体が知っておきたい鉄道の基礎知識や鉄道事業者との協議で参考になるポイントなどをまとめました。
鉄道の廃止協議はなぜ必要?事業者が一方的に廃止にできない理由
法的には鉄道事業者の届出で廃止にできる赤字路線。ただ実際は沿線自治体に同意を求めるのが通例です。事業者都合で廃止にできない理由を解説します。
輸送密度2,000人/日未満の三セク・私鉄リスト(2016~2021年度)
第三セクターと中小私鉄の輸送密度2,000人/日未満の路線を一覧にまとめました。コロナ禍前の2016年からの輸送密度を掲載しています。
【現地調査】北上線無料実験のその後…利用者は増えたのか?
JR北上線では2023年11月に全線無料の社会実験を実施しました。あれから5カ月、利用者は増えたのでしょうか。現地で調査しました。
【現地調査】JR北上線の廃止を防ぐには?路線バスも維持困難な地域の実態
廃止が噂されるJR北上線の利用実態を現地調査しました。沿線地域を走る路線バスの実情も、解説します。
35年間で95%減ったローカル線も!JR線区別の減少率を調査
JRローカル線(輸送密度2,000人/日未満)の減少率を線区別に調査しました。輸送密度ベースで減少率の高い線区をランク別にまとめています。
上下分離より負担が重い?鉄道廃止時の行政負担額の求め方
鉄道を存続させるために上下分離方式を採用する自治体が増えています。その支援額と、鉄道廃止時の行政負担額とを比べる方法を解説します。
黄線区は3年延命?JR北海道のアクションプラン検証報告
JR北海道の「黄線区」で取り組んできたアクションプランの総括的検証報告書がまとまりました。黄線区の将来を報告書の内容より考察します。
のと鉄道の復旧協議はどうなる?JR西日本との複雑な台所事情
のと鉄道は、能登半島地震で甚大な被害を受けました。復旧までにどのような道筋をたどるのでしょうか。今後の行方を推測します。
輸送密度とは?赤字額より重要な理由と鉄道各社の廃止基準
輸送密度の定義や計算方法を解説。存続・廃止問題で鉄道事業者が輸送密度を重視する理由や、廃止検討の基準となる数値も説明します。
ローカル線の減便は路線廃止の前兆?利用者減少と減便の関係性
鉄道事業者が減便を判断する基準を解説。輸送密度と運行本数の推移から、利用者がどれくらい減ると減便の対象になるのかを調査しました。