鉄道協議会日誌とは

赤字ローカル線の存続・廃止をめぐる、鉄道事業者と沿線自治体との協議会をまとめたサイトです。協議会の進捗情報を中心に、過去に協議会が設置されたものの廃止となったケースも紹介。鉄道を残すために「誰が何をすればよいか」を検証します。

本サイトの目的・使い方について

ローカル線の協議会を地域から探す

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鉄道事業者と沿線自治体が話し合う協議会情報を、地域別にお探しいただけます。

北海道
北海道の鉄道協議会
東北
東北の鉄道協議会
関東
関東の鉄道協議会
中部
中部の鉄道協議会
近畿
近畿の鉄道協議会
中国
中国の鉄道協議会
四国
四国の鉄道協議会
九州
九州の鉄道協議会
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赤字ローカル線の存続・廃止を決める「協議会」とは

鉄道の存続または廃止をめぐる協議が、赤字ローカル線を中心に活発化しています。

鉄道は「大量輸送」を得意とする交通モードです。利用者の少ない路線ではこの特性を生かせず、公共交通としての社会的な役割や鉄道事業者の責任という観点を踏まえても「自社単独で維持するのは困難」として、路線廃止を提案する事業者が増えています。

しかし、自治体からみれば通学や通勤、観光などに必要な移動手段ですし、鉄道を廃止にしてバスなどの交通モードにシフトするには多大な時間とコストを要すといった理由から、鉄道の存続を求めます。

そこで、鉄道事業者と沿線自治体が意見を擦り合わせる場として設置されるのが、協議会です。

赤字ローカル線の今後について協議する場は、自治体が主宰者となって設置するのが通例です。しかし、交通事業者から協議会の設置を求めるケースも多く、しかも「自治体が設置を拒む」という事例もみられます。

なぜ、自治体は協議会の設置を拒むのでしょうか。その理由について、解説します。

赤字ローカル線の協議会情報

ローカル線の未来について話し合う協議会の進捗情報をまとめています。各線区における協議会設置の経緯や、利用促進の施策内容などをまとめて紹介します。

JRの協議会

【再構築協議会】芸備線の存廃議論はどうなる?議事録から再構築協議の進捗を解説
【JR東日本】米坂線は復旧か?廃止か?JR東日本との協議を振り返る
【JR東日本】吾妻線は全線存続できるか?かつての特急走行区間も廃止対象に
【JR九州】筑肥線は存続できるか?再構築協議会も視野に入る非電化区間
【JR西日本】岡山県は因美線・姫新線・赤穂線の廃止を防げるか?

協議会で廃止が決まった線区

協議したものの、自治体と鉄道事業者のあいだで合意を得られず、廃止となった線区もあります。どのようなケースだと鉄路が廃止されるのか、過去の事例から検証します。

【JR九州】日田彦山線の沿線自治体はなぜBRTを容認したのか?
【JR西日本】三江線の廃止事例から学ぶ「利用促進策」が失敗する理由
【JR北海道】決着は個別協議で-札沼線(北海道医療大学~新十津川)廃止の経緯

鉄道コラム

協議会や存廃に関するニュースより、管理者の個人的な想いを綴ったコラムです。

鉄道の廃止協議はなぜ必要?事業者が一方的に廃止にできない理由
輸送密度2,000人/日未満の三セク・私鉄リスト(2016~2021年度)
【現地調査】北上線無料実験のその後…利用者は増えたのか?
【現地調査】JR北上線の廃止を防ぐには?路線バスも維持困難な地域の実態
35年間で95%減ったローカル線も!JR線区別の減少率を調査